2020.12.26 土曜日

アーユルヴェーダマッサージとは

アーユルヴェーダマッサージとは

アーユルヴェーダマッサージとはなんだろう

アロマもリンパもいろいろトリートメントケアはあるが、一体なにが違うのか。

気づいていらっしゃる方も多いと思いますが、アーユルヴェーダのトリートメントは少し金額が高い、トリートメント時間が長いのが有名です。

それというのも、アーユルヴェーダはインドで医学になり、医師が病院にて行うケアの為、

まず問診があり、トリートメントがあり、処方がありため時間がかかります。

これは日本でも大学病院に行った時は、同じ感覚があると思います。

ただ、そこにアーユルヴェーダでは適正のライフスタイルのアドバイスが入るので、

さらに時間はかかります。

これは、駅前のマッサージサロンとアーユルヴェーダの大きな違いです。

駅前のマッサージサロンは、どちらかというと、今の症状(コリとか痛み)をこの瞬間とりのぞいてくれることが目的ですが、アーユルヴェーダケアの目的は、

患者さんを中長期的に診て、不調の原因から取り除き、その不調が再発しないように繋げるために行うケアです。

またアーユルヴェーダと対比されるのが西洋医学だと思いますが、

その大きな特徴は、西洋医学は“治療を受けるところ”

アーユルヴェーダは“病気を発病させない予防を行うところ”

という違いです。

ですから、その不調の原因を考えるところに、とても重点を置くため、ただ、マッサージを行うのではなく、ありとあらゆる外部要因から、その人をまるごと診ます。

病気を診るのではなく病人をまるごと診るということです。

そのため、一番大事なのは、マッサージではなく、実は問診による原因究明が一番大切です。

不調の原因がわかったら、そこから悪化しないように、マッサージがあり、ライフスタイルの提案があり、ハーブ処方があります。

ですから、本物のアーユルヴェーダを受けるというのは、専門家によって、

しかるべき問診を受ける、そこから最適化されたケアを提供されることです。

アーユルヴェーダマッサージの種類

アーユルヴェーダは浄化療法といわれていて、体の排毒をメインに行うマッサージです。

体内毒素は目に見えなくていても溜まっており、油は油でしか巻き取って排出されないので、大量の油を体に塗り、未消化物・毒素を融解します。そしてマッサージによって、体の外に、汗、尿、便によって排出します。

また、ここで大事なのが正しいオイルの選択です。

専門家による問診によって、その体質や症状に合致した調合されたオイルを選び、

ケアに使用します。

このオイルの選定が間違えただけでも、効果が半減、もしくは悪化する場合もあります。

ですから、やはり最初の問診で見極めることがとても大事です。

アーユルヴェーダマッサージの特徴

オイルを沢山アプライするため、受けた方は、受けた直後は体が重くなります。

というのも、オイルを沢山体に吸収しているからで、また排毒のプロセスの中で体が重くなります。これは、もみ返しなどではなく、油の重みと毒素を出す体の反応になります。

アーユルヴェーダを受けた後は、だるさもでることがあるので、1日ゆっくり過ごしていただき、排毒のプロセスを早めるための、白湯やモリンガハーブなどを取るのがお勧めです。

排便や排尿の頻度があがり、はやく毒素を出すことができます。

アーユルヴェーダマッサージの目的

アーユルヴェーダマッサージのゴールは体も心も浄化されたかというのが肝とされています。

古典書には、綺麗な帯を作るのに、汚染された黄色いシミのある布地にいくら綺麗な赤色をのせても、綺麗な色はでない、土台が真っ白であって初めて綺麗に色が反映されます。

人間の体も、体を良くしたくて、いくら薬をとっても、いくらオーガニック商品をとっても、

自身が汚染されていたら、効果は半減してしまいます。泥水の中に、何を入れても泥水です。ですから、まずは体の中の汚染をとり、真っ白にすることから始まる。それがアーユルヴェーダの浄化療法でもあります。

その汚染は、体だけではなく、心にも毒は溜まるため、メンタルに関しても、

排毒できる問診、メンタルが改善できる環境、ハーブの提供や、魂に関してもエネルギーがバランスされているかを診ていきます。

そのため、アーユルヴェーダは【肉体・精神・魂】のバランスを整える包括的な医療・健幸法となります。

 

アーユルヴェーダビューティカレッジ学長

新倉亜希

 

アーユルヴェーダビューティカレッジ

https://www.ayurveda-beauty-college.com

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