2019/04/17

アーユルヴェーダで妊娠しやすいカラダを作ろう|生理中の過ごし方と食事法

妊娠しやすい身体作り

 
「そろそろ妊活をはじめたい!」
「妊娠しやすくするライフスタイルが知りたい」
 
今回は、このように、これから子どもが欲しいと考えている方へ、アーユルヴェーダの知恵を活かした自然妊活のヒントについて、アーユルヴェーダビューティカレッジ学長の新倉亜希がお話します。
 
新倉亜希
 

アーユルヴェーダ的妊活の考え方

アーユルヴェーダ妊活

アーユルヴェーダの考え方でいうと、私たちは一生変わらないドーシャ(体質)を 持っています。ただ、それと同時に3つのドーシャすべてを併せ持ち、体質はヴァータだけれども、仕事が忙しくなるとピッタの質が高まってくるなど、体調や環境によってドーシャのバランスが変化することもあります。
現代女性は仕事を持つ人が増え、家事も仕事もフル回転でがんばる人が多くなりました。それと同時に、お酒やタバコをたしなんだり、脂っこい食事や肉をよく食べたりと、生活や食習慣の変化も顕著になっています。その結果、イライラしやすいのどが渇きやすいおなかが空きやすい辛いものや刺激物を好むなど、女性全般にピッタの質が高まっているように見受けられます。

また、仕事を持ち、家事も忙しい人はヴァータも乱れています。生理不順や婦人科系の病気を患う人も多く、「妊娠を望んでもなかなか成果が現れない」という声をよく耳にします。妊娠年齢が高くなっていることから、さまざまな不安を持つ方も増えているようです。

アーユルヴェーダで妊娠を考える際、母となる女性の心身で燃え盛るピッタの炎と忙しすぎて乱れるヴァータをコントロールし、ゆったりとした心持ちで日々を過ごすことをおすすめしています。自分の身体をしっかり整えることで、妊娠に関するリスクを自分自身で抑えていかれるというわけです。なお、アーユルヴェーダの生理学では、食べ物は体内における 7つの過程を経て、身体中に栄養素を行き渡らせていると考えます。自分の中にもう1人の人間をつくり出す妊娠を実現するには、この機能が正常に働くようにしていくことも必要です。

妊娠に向けた身体づくりのための食事についての知識は、出産時や子育てにおいても役立つので、ぜひこれまでの食生活を振り返り、よい食べ物をとることで、妊娠に向けた健やかな身体づくりを目指してください。

※自分のドーシャ(体質)がわからない方は、まずはこちらの記事で、セルフチェックをしてからご覧ください。
>>>アーユルヴェーダ体質診断|自分のドーシャ(体質)を知ろう!
 

妊娠しやすいカラダを作る、生理期間中の過ごし方

私たち女性には、月に一度生理が訪れますが、みなさんはこの期間中、どのように過ごしていますか?アーユルヴェーダでは、生理期間の過ごし方によって、次の生理のあり方が決まるといわれています。理由は、生理期間中に子宮や卵巣の状態が変わるためです。まず大切なのが、ヴァータを乱さないこと。それは、忙しくしすぎないこと心を乱さないように気をつけることです。ヴァータが乱れると、生理不順や生理の症状が重くなるので注意が必要です。それでは、妊娠しやすいからだを作るための具体例をあげます。
 

生理期間中は生理休暇をしっかり使って休む

生理休暇を取ろう

職場で生理休暇が使えるなら、ぜひ使ってください。 生理期間中、たくさんの人と会ったり、ストレスにさらされたりすることで、ヴァータは乱れやすくなってしまいます。また、脂っこいもの、添加物の多いもの、レンジでチンした食事、お酒やタバコなども控えましょう。
生理のときの不調を抑えようと、鎮痛剤を飲んでやりすごしている女性もいるよ うですが、あれだけ出血しているのですから、身体にはものすごい変化が起きてい るわけですよね。それなのに、今の女性たちは仕事も家庭もプライベートも忙しいので、「動けるなら動いちゃえ!」となりがちです。生理期間中に関しては、動けるか、動けないかではなく、動いてはいけないから動かないと意識することが大切です。自然の摂理に従って、動物的な感覚で自分の身体 をいたわってあげてほしいと思います。男性と違い、女性には生理もあるし、妊娠・出産もあるので、常に男性と同じよう に動くというのは無理なのです。社会における女性進出は素晴らしいことですが、それと生理中の過ごし方の問題は、切り離したほうがいいのです。
 

生理休暇が取れない時は、早く帰ってゆっくり過ごす

妊活中の生理休暇
仕事が忙しくて、生理中でもいつもと同じように働かなくてはいけない。そんな環境にいる方は、自分の中のマイルールづくりからはじめてはいかがでしょうか。「私は将来子どもがほしいから、なるべくこの期間は身体を休ませてもらおう」と、自分の中で決めてしまうのです。生理期間以外はきっちり仕事をこなし、生理前後は微調 整するような形を自分からつくってみましょう。会社や同僚、上司に対してそれをいちいち言う必要はありません。まずは自分の中で折り合いがつくやり方を見つけることが大事です。それが毎月のこととなれば、まわりも「そういうものだ」と受け入れていくのではないでしょうか。自分の身体は自分で守っていかなくてはいけないので、トライする価値はあると思います。
どうしても休めない場合は、仕事を終えたら飲みに出たりせず、早く家に帰ってゆっくり過ごしましょう。消化にいいものを意識して食べ、お風呂では湯船につかって身体を温め、十分な睡眠をとるといった方法でもいいでしょう。
 

アーユルヴェーダ妊活の食事法

和食
妊娠したいけれど、なかなか子どもができない・・・という方は、食事も見直しましょう。妊娠に備えて健やかな身体を作るための、ヒントをまとめました。
 

バランスのよい食事が、次の生理の血を作る

ヴァータが乱れると、おならが出やすい耳鳴りやめまいがする目が痙攣する眠りが浅いといった症状が出はじめ、 生理不順などのトラブルも起こしやすくなります。冷性・乾燥性の食物(パン・コーヒー・生野菜など)は控え、甘・酸・塩のものや油、温かい質のものを食べてバランスを取ってください。 「7つのダートゥ」 で考えると、生理の血は体液からつくられます。 食べ物を食べてすぐ次に変換されるのが体液で、その副構成要素が生理の血です。そのため、食べているものが極端に少なかったり、脂っこいものが多かったりすると、栄養の流れが詰まって体液がつくれなかったり、体液はつくれたとしても次の生理の血が作れなかったりするのです。食べ物は足りなさすぎても重すぎてもダメ。米、野菜、果物など、消化に負担のないものをアーユルヴェーダでは「サットヴァ質」(純質) というのですが、こうしたものを意識的に食べるよう心がけてください。
 

自分の消化力を知ろう

少しでも身体と向き合い、どんな食材がよいのか、意識して食事をとることが大事なので、最初から完璧にできなくても大丈夫です。ちなみにピッタ体質の人は体内の燃焼力が高いので、肉やラーメンを食べてもなんとか消化できるのです。ところがヴァータやカパ体質の人はもともとの燃焼力が弱いので、食べると胃にもたれたり、未消化になってアーマになります。脂っこいものや消化しにくいものを多く食べたら、すぐにモリンガを飲んで、消化の流れが詰まらないようにしましょう。もしくは、食前に白湯に生姜を入れたものを飲み、自分の消化力を一度高めてから食べるという方法もおすすめです。また、特定のものを、どうしても食べたい! と欲するときは、心身がバランスを 崩しているサインです。たとえば、お酒が飲みたい、辛いものなどの刺激物、肉が食べたいときは、ラジャス(攻撃的)といって、身体の中でピッタが高い状態ととらえ ます。こうした場合、まずは自分のバランスが崩れていることに気づき、それを改善するための方法を毎日の生活に取り入れることが大切です。
 

まとめ

アーユルヴェーダの知恵を活かした自然妊活のヒントについてお話しましたが、いかがでしたか?生理期間中は、しっかり身体を休めること、また、自分の体質や消化力にあった食事を摂るように心がけましょう。

妊活中の食事について詳しくはこちらの記事でも解説しています。
妊活中におすすめの食事法

アーユルヴェーダ「体質診断」や「自然妊活」に興味のある方は、オープンカレッジのイベントページもご覧ください。

 

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新倉亜希
アーユルヴェーダビューティカレッジ 代表
日本アンチエイジング&ヘルスデザイン協会(JAH) 代表理事
内閣府認定 日本アーユルヴェーダ協会 理事
一般社団法人 国家ビジョン研究会 農業・食料問題分科会 研究員
電話番号:080-3247-8155
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