2019/04/25

妊活中におすすめの食事法

妊活中の食事

 
 
「早く妊娠したい!」
「妊娠しやすくする食生活はあるの?」

今回は、このように、妊活中の方からよく寄せられる、アーユルヴェーダの知恵を活かして妊娠しやすい体を作る食事法について、アーユルヴェーダビューティカレッジ学長の新倉亜希がお話します。

新倉亜希
 

妊活中におすすめの食生活のポイントは、栄養を行き渡らせること

アーユルヴェーダにおける生理学には、身体を構成する7つの要素「ダートゥ」があります。

食べ物を食べると、その栄養素が身体 ~ 中にいき渡るのですが、「体液、血漿」→「血液」→「筋肉組織」→「脂肪組織」→「骨組織」→「骨髄組織、神経組織」→「生殖組織」と、 7つの段階を経て、各組織に栄養が届くといわれています。

妊活中の食事

妊娠に関係する生殖組織は最後になるので、激しいダイエットをしたり、肉食や添加物の多い食事ばかりとったりしていると、途中で流れが止まったり、詰まったりして、最後まで栄養がいき渡らなくなることもあるのです。

逆をいえば、骨髄組織まで栄養をいき渡らせることができれば、もう1人の人間を自分の子宮内で育むことが可能という考えになります。そのため、妊活に向けた身体づくりにおいては、まずは栄養素が身体のすみずみまで、きちんといき渡るような食事を心がけることが大事になるのです。

お肉やコンビニ弁当、脂っこいものを食べたりするのは、たまにならいいのですが、そうした食事が日常になっている人は、見直す必要があります。体内に取り込んだ食べ物を消化する働きを「アグニ」といいますが、これを活性させて、次の段階に栄養素をまわせるように変換させる必要があるのです。
その場合、肉やコンビニ弁当、脂っこいものなどが多いと、栄養が足りなかったり、消化に時間がかかったりして、生殖器官まで栄養が届きづらくなってしまいます。アーユルヴェーダでは、妊娠を望むなら、なるべく消化に時間のかからないものがよいとされ、消化力を保つため、食前に白湯に生姜を入れて飲むこともあります。
 

妊活中におすすめのハーブは「サフラン」と「シャタバリ」

消化に時間のかからないものというと、日本の場合はお米です。米はサットヴァ質(純質)の食べ物なので、糖尿病などの持病をお持ちの方以外は、ぜひ取り入れてほしいもの。基本的に米は短時間でエネルギーになり、肉は消化に時間がかかるといわれています。

そのほかのおすすめは、つくって3時間以内のもの、牛乳、ナッツ類、デーツ、新 鮮な野菜、果物、豆類、ギー、バター、ハーブ類、新鮮な水など、サッ トヴァ質のものは妊娠力を高めます。

ギーの作り方

また、妊活の妙薬としておすすめのハーブがあります。サフランとシャタバリです。

最近、サフランは大きなスーパーのスパイス売り場などにもありますが、これは女性ホルモンを 整える作用があります。米と一緒に炊いてサフランライスにしたり、ブイヤベース どスープ類に入れたりするとよいでしょう。そのほか、サフランミルクもおすすめです。ホットミルクにサフランを入れ、少し冷ましてからマヌカハニーを入れるだけで、質のよい妊活ドリンクになります。

妊活によいハーブ・サフラン

シャタバリはアスパラ科の植物の根っこで、これも女性ホルモンを整えるハーブになります。アーユルヴェーダでは薬という感覚で使用することが多々あります。

シャタバリで妊活

昔の日本人の食事は、一汁三菜が基本で、消化によいものが中心の和食でした。そう考えると、昔の人のほうが妊娠しやすい環境だったともいえるのです。昔は今の時代と比べると、専業主婦として家庭を守るお母さんが多く、仕事をバリバリして「心身ともに燃えています!」という女性が少なかったと思います。その上、コンビニ弁当や冷凍食品もなかったですし。

和食

7要素の「ダートゥ」を経て、生殖器官にもしっかり栄養がいき渡る生活だったので、女性の身体自体がしっかりしていたと思うんです。ところが現代の女性たちは、食生活が大きく変化したため、身体の土台が崩れはじめています。栄養素というのは、足りなくても、多すぎてもダメなのです。

 

妊活中は、朝食のパン、コーヒー、生野菜は控える

現代女性の中には、朝食は必ずパン、コーヒー、生野菜という人も多いで しょう。これらはすべて冷性・乾燥性なので、ヴァータを乱します。女性に多い冷え性、生理不順などをはじめとする女性器系疾患は、ヴァータの乱れからくるものがほとんどなので、ヴァータを乱す食事にはとくに注意してほしいのです。

妊活中は「ふだん何を食べているか?」ということから、見直してみてください。

なお、食事の量の目安は朝3:昼5:夜2。基本的に、太陽が上がっているうちに食べます。太陽が沈んでしまったら、スープやおかゆなど、とにかく消化にいいものだけとりましょう。消化力の高さは太陽の動きと連動しているので、こちらもぜひ意識してみてくださいね。

妊活中の朝食

 

まとめ

今回は、アーユルヴェーダの知恵を活かした妊活中の食事法についてご案内しましたがいかがでしたか?
体を冷やさない食事を選ぶことはもちろん、栄養をしっかり体に行き渡らせて、赤ちゃんが宿りやすい体作りを目指してください。

アーユルヴェーダセミナー

アーユルヴェーダ「体質診断」や「自然妊活」に興味のある方は、オープンカレッジのイベントページもご覧ください。

 

インド5000年の伝統の予防医学でもあるアーユルヴェーダをホームケアに生かすヒントはメルマガで配信中!ぜひご登録ください^^

アーユルヴェーダホームケアメルマガ

新倉亜希
アーユルヴェーダビューティカレッジ 代表
日本アンチエイジング&ヘルスデザイン協会(JAH) 代表理事
内閣府認定 日本アーユルヴェーダ協会 理事
一般社団法人 国家ビジョン研究会 農業・食料問題分科会 研究員
電話番号:080-3247-8155
メールフォーム:メールフォームはこちら
受付時間:電話 11:00~22:00(最終受付20:00)メール 24時間365日

ご予約/お問い合わせ (営業時間:11:00~22:00(最終受付20:00)) : ☎︎ 03-5701-1217

 プライバシーポリシー