2022.10.1 土曜日

アーユルヴェーダオイル療法の効果について

【アーユルヴェーダではなぜ皮膚からのオイルアプローチを行うのか】

アーユルヴェーダで有名なのがオイル療法、アロマとは違う数倍もの量のオイルをドーシャに合わせて薬草を調合し皮膚から消化させます。皮膚から吸収し15分で骨髄まで浸透するといわれています。

では医学的根拠をもってなぜ皮膚からの吸収をメインに行うかの解説をします。

パンチャカルマでは皮膚のマッサージを必ず行いますが、皮膚は物理的な防護壁になるばかりでなく、人体内で最大の臓器として免疫系に含まれることが明らかになってきています。

皮膚の表皮細胞の細胞表面には、胸腺細胞と共通の細胞膜抗原があり、胸腺細胞と同様にサイトカインの一種(インターロイキン1とインターロイキン6:白血球増加作用、肝細胞刺激作用、員ら―利金2によるキラー活性の誘導を促す作用、赤血球増加作用、神経細胞の分化、誘導作用などを有する体内物質)を産生していることがわかります。

また表皮内に点在するランゲルハンス細胞は、Tリンパ球の一種、このように、免疫系である皮膚に直接作用することになるのですから、免疫系への効果を期待されます。

また、免疫系は最近では、脳(神経系)や内分泌系と密接に関連していることがわかってきました。

それはサイトカインが神経細胞に働きかけることがわかってきたからです。

皮膚に油を塗ることは、触角を介するだけでなく、免疫系も介して、中枢神経に作用するかもしれません。

古代より受け継がれてきたアーユルヴェーダの叡智は現在医学においても素晴らしい効果がある事が実証されるのは素晴らしい事ですね。

参照「なぜ人は病気になるのか」

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