2023.2.9 木曜日

自然治癒力を高めて健幸に生きる

みずからの自然治癒力を上げて健幸に

人間には動物と同じように、もともと備わった自然治癒力があります。

動物は薬で体をなおそうと、そもそも思っていません。

 

人間は知的過失によって病気になるとアーユルヴェーダの経典には書かれています。

知的過失というのは、人間の直観的な本能を忘れて、

心も体もだましだまし、生きている状態。

体調が悪いのに、会議があるからと薬を飲んで出かける

体調が悪いのに、今食べておかないと、とりあえず食べてしまう

体調が悪いのに、仕事があるからと睡眠をとらない

など。

もしペットを飼っている方がいたら、よく観察してみてほしい。

動物はそもそも、自分で自分の身体を治すことしか考えていないから、

体調が悪ければ、散歩にもいかない、食べない、寝るを行っています

更に体調が悪ければ、葉を食べて、体の中の悪いものを出そうとあえて嘔吐します。

それこそがアーユルヴェーダのパンチャカルマ。

アーユルヴェーダの毒だし法を同じです。

自分に合うか合わないか、また入れるものが何なのかを把握せずに、

足すばかりでなく、まずは悪いものを出す。まずはセルフヒーリングする、

という基本を行うことが大切です。

私は統合医療派で、重い病気や緊急性の高い病気など現代医学もとても大切と思っています。

ただ、自分の手に負える範囲の未病や、生活習慣を変えれば何とかなる

不調を、ただただ、薬でごまかして根本原因を無視してはいけないと思っています。

自分にとって、なぜその不調がでてしまったのか、

それを解明することが、薬でだましだまし生きることよりも、再発防止に繋がります。

その知識を得ない限り、情報弱者でいつまでたっても、自分を自分の手で立ちなおせることはできないし、仮に薬を摂っていても、受け入れる土台がきちんとしていなければ薬も効かないでしょう。

だからこそ、自分の心にも体にも十分に内観できる知識、そして、具体的にどんな生活習慣や食習慣が自分に合っているのかを得る知識をアーユルヴェーダで

身に着けてほしいです。

アーユルヴェーダビューティ―カレッジ