2020.5.26 火曜日

アーユルヴェーダとコロナウイルス

あのチャールズ皇太子も自身のコロナ感染治療にアーユルヴェーダ病院を選ばれた

アーユルヴェーダの主な目的は

1) 免疫力をあげること
2) 排毒力をあげること
3) 体質を重んじたオーダーメイド予防と治療を自然療法で行うこと

これからの社会、自然環境が著しく悪化し、人間はウイルスの脅威と常にともに共存しなければいけない世の中になっていきます。

今回もコロナに効くと認証されている特効薬もワクチンもまだなく、今後もまた違うウイルスが発生したら人間はどうしたらよいのだろうか。

現在インド政府のAyush省とWHO(世界保健機関)がともに共同国際会議を行い、日本を含む16か国の代表が参加しました。

古代の伝統医学はかつての疫病も含め、サバイバルを生き抜いてきた知恵でもあり、今回、covid-19においても、検査すら受けられない、病院へもいけない、特効薬もないという環境下で、私たちは、5000年もの間継承されてきた、「予防医学」「免疫強化」「排毒強化」というアーユルヴェーダの知恵が生き残るうえでマストな条件になっていくと思います。

今回もそもそもウイスルに罹らない人、罹っても軽症で済む人なども千差万別にあるということは、やはり各人が持つ生命エネルギーであったり抵抗力であったり、体力の差があると思います。

特に日本では5年後には65歳以上の方が5人に一人という高齢化社会になっていく中で、

ウイルスから逃げ惑うだけの生活だけではなく、生命力を上げて、ウイルスに罹りにくくする力、自分で何とかなる力が必要です。

アーユルヴェーダは平たくいうと、“身一つで自分で何とかする力を身に着ける”ことだと私は思っています。

自分の持っている生命エネルギーを100%稼働できるように導く学問

今回、コロナの影響を受けて、肉体的な感染リスクの他に、「コロナ鬱」などの言葉もよく目にしました。

これは心の状態です、肉体の鞘は元気でも、不安による精神状態の悪化などで、下痢する人や不眠になるかたなども増えました。

アーユルヴェーダの健康は「健幸」

アーユルヴェーダでは肉体・精神・魂の3つのバランスがよくて健幸といいます。

なぜなら、精神状態が不穏であると、必ず肉体に影響し、そこから病気も発生してしまうからです。今後、自然破壊が進み、様々な自然の脅威にさらされ、不安になったときでも、

肉体のみならず、精神状態もバランスを保つことがとても大事になります。

アーユルヴェーダでは、たくさんの方法で心の状態をよくする方法を説いています。

それも、すべて自然療法によるもので、身一つでできるもの、食事や運動によってもたらされるものです。

2035年には医師は9000人不足するというデータがでています。

自分の体は自分で守らなければいけない時代が来ます。

専門家達も、「健康は国民の義務」と言われ始めています。

誰のせいにもできない自分の健康。現代医学はとても大事ですが、治療をメインに行っているので、医師不足が予想されるこれからは、不調のサインをくみ取り、未病から発病させないような予防医学がとても大事になってきます。これは神奈川県がすでに「MEBYO」として県の取り組みとして予防医学を世界に発信しています。

私(新倉)も黒岩知事にお会いした際に、アーユルヴェーダの必要性については、知事からも言及いただきました。

「健幸でなければ何もできない」

かつては私もすべてを仕事を最優先にし、病気になりアーユルヴェーダに出会ったわけですが、結局のところ、仕事人間だとしても、心身ともに健康でなければ仕事におけるベストパフォーマンスはできないということです。

たとえ、鼻が詰まっていても頭がぼーっとして動かないですし、熱があれば効率化などは図れないし、生理が重くても機敏には動けません。イライラしていても生産性は下がります。

要は精神も肉体も健やかな状態である事が良い仕事をする為の前提条件でもあります。

仕事や忙しさを優先するあまり、不調のサインを見逃し、精神の状態の悪化や、不調を無視し続けた結果、病名がつき発病してしまいます。

本当にこれから素晴らしい人生と豊かなキャリアを紡いでいくのなら、

毎日の体のエネルギーの備蓄が必要で、集中力やゾーンに入ることも、日々のチャージされた心と体から、自在に引き出してくる力なので、バッテリー切れの状態では何もできません。

ただ、チャージの仕方はひとそれぞれ違います。

アーユルヴェーダでは5000年ものデータをもとに「体質」という概念があり、その体質に基づいてチャージ方法を再現可能なフォローしやすい形で具現化されており、それを学ぶことで自分らしい自己チャージ法「免疫力」「排毒力」を手にいれることができます。

2035年 日本は健康先進国を政府は目指している

政府の方針としても、日本を世界の中で健康先進国としての位置づけを強化するように推進しています。

特に世界からも超高齢化社会である日本がどのように寿命と向き合うかが注目されています。だからこそ、今、自分のためにも、家族のためにも、ビジネスとして向き合うためにも

古代からの臨床があり、再現可能な体質別のメソッドがあり、身一つでできる健康法であるアーユルヴェーダを学ぶことがとても重要に私は思えます

精神も肉体も自分自身に自信をもって、どんな時でも前を向いて堂々と歩いていけるメンタリティと肉体は、アーユルヴェーダの学びの中にあります。

特にアーユルヴェーダビューティーカレッジでは、インドのアーユルヴェーダ病院と医療連携しながらも、アーユルヴェーダ医師らと相談しながら、日本人が日本の中で、日本食、風習などに適応させながら特別ではない、日常の中でできるアーユルヴェーダ論を確立しています。

そのため、インドと一番環境の似ている沖縄にも拠点を置き、アーユルヴェーダ沖縄農園の設立やリトリートセンター、沖縄のおばあの知恵やハーブなども加味しながら日本人が再現しやすいアーユルヴェーダをインドアーユルヴェーダの知恵と同時に両方併せて学べる仕組みをつくっています。

また、古代と今では全く環境が違い、肉体労働が多かった古代人とデジタル社会の現代人とでは疾患が変わるため、現代人がアーユルヴェーダで何が解決できるかをモディファイしながら、現代人にも通用するアーユルヴェーダもお伝えしています。

私が伝承していきたいのは、古代のアーユルヴェーダをきちんと活用して、現代の私たちが、また激しく変わる情勢の中でいかに幸福で元気に健やかに過ごしていけるかを、アーユルヴェーダの英知によってお伝えしていきたいと思っています

 

アーユルヴェーダビューティカレッジ

学長 新倉亜希

■アーユルヴェーダ個別学校相談(zoomによるオンライン相談会)毎日開催

https://www.ayurveda-beauty-college.com/school-briefing/

■アーユルヴェーダ免疫・排毒・食養生ワンデイセミナー

https://www.ayurveda-beauty-college.com/468/

■new!

予防ケアアドバイザー資格講座(オンライン講座)

インドアーユルヴェーダ病院と国立大学の共同で新規ライセンス講座をご用意しています

■取材・ライティング・事業プロデュースのお問い合わせ

https://www.ayurveda-beauty-college.com/contact/