2020.7.17 金曜日

解毒と排毒は違う!アーユルヴェーダ治療

根本治療を目指すアーユルヴェーダの効果

解毒と排毒は違う!!

 

通常体調不良や病気になった場合は、病気を毒と考えた場合、薬という対処療法を用いて、解毒します。

解毒するという意味は、今の症状を緩和する、対処するという意味合いです。

あくまでも私見ですが、ほとんどの医療はそうだと思います。

また現代医学がなければ緊急な症状も抑えられないし、ここぞという時の命を即効性のある薬や手術で救ってくれる現代医学は大変大事な医学です。

アーユルヴェーダ治療との違いはアーユルヴェーダは解毒をするのではなくて、排毒をするのです。

排毒とは、体の根本から毒を取り除くことを目的とします。

そのためには、なぜその毒ができてしまったかを考えなければいけませんし、

原因を知ることで、患者さんもその原因となるものを日常から取り除く目安ができ、

再発などしないような準備ができたり(予防医学)、毒を根本からとりのぞく、根本治療を目指します。

ですから、慢性疾患のような繰り返し、寛解を繰り返しやすい場合は、アーユルヴェーダで不調の根本原因を考え、排毒という方法がとても有効であると思います。

緊急性の高いものよりも、慢性疾患のような一生付き合っていかなければいけない病気や、長期に渡り薬を服用しなければいけないような疾患にも、じっくり排毒しながら、ハーブなども使い、根本治療を目指すにはアーユルヴェーダはお勧めです。

また【未病】と呼ばれる、このまま放っておくと病気になってしまうという、

病気前の不調の状態などにも、アーユルヴェーダの排毒はとても効果的です。

日本でのアーユルヴェーダセラピストができること

日本ではアーユルヴェーダの国家資格がないため、アーユルヴェーダ従事者は西洋医学の国家資格を保持している人でない以外は、医療行為はできません。

ただ、排毒という点においては医療ではない領域においてもできることは沢山あります。

それはお客様の体内毒素を本人に気づいてもらうための指導、体内毒素(アーマ)がある場合は、施術を通して、汗や排泄から出してもらうことは可能です。

また、毒を溜めない食事療法やハーブのアドバイスなども可能です。

体内にアーマとよばれる未消化物による毒素が堆積すると、汚血にもなり、皮膚疾患や頭痛等の原因にもなります、放っておくとコレステロール異常や様々な疾患にも繋がってしまいます。

アーユルヴェーダを行っている拠点ではアーユルヴェーダ理論をしっかり専門的に学んだセラピストにより、45分前後の体調カウンセリングを受け、その不調にアプローチできる最適な施術法を考えます。

その施術にはドーシャと呼ばれる体質や体調に合わせたオイルが選ばれ、それをもとに、

様々な施術の組み合わせやハーブ処方(ハーブティ)などが提供され、最後は食事療法と、日々の過ごし方のコンサルティーションを受けます。

これからの未来には排毒力を高めることがマスト条件

地球温暖化や気候を鑑みると、これからはウイスル共存時代に突入していきます。

また農薬などのフードポイズンを増えますし、自分の周りの環境は簡単に変えられないので、何を変えればよいかといえば、自分自身に備わっている浄化システムを強化することです。

何が入ってきても常に排毒できる体のシステムを作ります。

その知恵は5000年もの間、伝承医学として継承された最も安全で効果的な方法で、多くを必要とせず、身一つでできる方法です。それがアーユルヴェーダ。

現在のようなウイルス共存時代に、特効薬もなければ、ワクチンもない、病院にも早々いけない、と考えた場合、何があっても自ら排毒できる力をもつことは未来の自分への最大の自己投資だと思っています

サロンで施術を受けてみることもお勧めですが、私は予防医学といわれるアーユルヴェーダの実践者を育成して日本の目指す健康立国としての未来のビジョンに貢献していきたいと思っています。

アーユルヴェーダビューティーカレッジ

学長 新倉亜希

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