2025.8.13 水曜日

現代人をむしばむ、静かな原因

現代人をむしばむ、静かな原因

朝起きても疲れが取れない。頭は重く、体は鉛のように動かない。

そんな日が続くと、つい「年齢のせい」と思ってしまいます。

けれど、本当の理由はもっと静かで、もっと体の奥深くに潜んでいるかもしれません。

 

免疫がゆるむと現れる「日和見菌」

私たちの体には、何千億もの菌が共存しています。

その中には、普段はおとなしく、けれど免疫が落ちた瞬間に勢力を広げる“日和見菌”がいます。

カンジダ菌もその一つ。腸や口の中に当たり前のように住み、普段は悪さをしません。

しかし、体調の乱れやストレス、食生活の偏りをきっかけに、急速に増えることがあります。

最近の研究では、カンジダ菌が重金属――鉛や水銀など――を取り込みやすい性質を持つことも示唆されています。

重金属と「エネルギー工場」の失速

重金属は、私たちの知らないうちに体に入ってきます。

食品や大気汚染、加工品の添加物、そして一部の医療製剤(例:アルミニウム塩を含むワクチン)からも微量が入り込むことがあります。

健康な体はそれを処理できますが、長く蓄積すると細胞の“エネルギー工場”であるミトコンドリアが疲弊します。

ミトコンドリアの働きが落ちれば、ATP(生命活動の燃料)の生産量が減り、

どれだけ休んでも疲れが抜けない──そんな悪循環に陥るのです。

回復のためにできること

現代医学では、栄養バランスの見直しと同時に、解毒を助けるグルタチオンやNAC(N-アセチルシステイン)の活用が推奨されます。

グルタチオンはアボカド、ほうれん草、アスパラガス、ブロッコリーなど身近な食材にも含まれています。

一方、アーユルヴェーダでは、こうした蓄積物や真菌の増殖を「アーマ(毒素)」と呼び、

消化力(アグニ)を整えながら、自然な排出の流れをつくることを重視します。

ターメリックやジンジャー、コリアンダー、トリファラなどのハーブ、

毎朝の白湯、オイルマッサージや発汗法がその一助となります。

専門家によるオイルマッサージは5000年もの間、拝毒に特化し、身体から毒素を出すための施術。こんな時代だからこそ、アーユルヴェーダトリートメントというのが、美容目的のみならず、日常に潜んでいる静かな慢性不調に必要だとおもいます。

まとめ

慢性疲労や倦怠感は、ただの「疲れ」ではない場合があります。

腸内の静かな住人たち、体内に忍び込む重金属、エネルギーをつくる力の低下──

これらは互いに影響し合い、気づかぬうちに心身を重くしていきます。

今日からできる小さな整え方と排出の習慣が、未来の軽やかさをつくります。

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