2020.7.5 日曜日

だれもが同じではない睡眠障害

だれもが同じではない睡眠障害 (アーユルヴェーダによる体質別睡眠)

コロナ後、環境が変わったり、コロナ鬱がでたり、かなりの人が睡眠に問題がでているようですね。

人によっては、怖い夢を見続けてみたり、不安で眠れなかったり、むしろ寝続けてしまう方も。

実はこれらの沢山の睡眠障害は、アーユルヴェーダ医学では5000年のデータをもとに、体質別の睡眠障害の対策法としてまとめています

■不安による睡眠障害

常に過活動で心が定まらず、予定がバタバタと多く、毎日こなすタスクが多いため、心が落ち着きをもたず、不安定になり心身が消耗しやすい。

不安による考えすぎや、リスク回避のための思案を募らせ、不安のあまりに怖い夢をよく見ることも。

コロナの時期はこのような方が急増したと思います

このような睡眠障害の方は、なるべく20時までに床につくようにすれば自然の摂理で体が就寝モードに向かいます。また、この状況の方は聴覚が鋭敏になっていることが多く、なるべく静かな場所を確保して睡眠することや、寝る前に大きな声の人や、大きな音を聞かない準備が必要です。

食べ物は米などの甘味の食べ物や酸味や塩味の食べ物を中心にとる、就寝前にホーリーバジルなどのハーブティもお勧めです。

■興奮脳による睡眠障害

・常に人生の向上や野心を抱き、研究熱心でワークホリックになりがちな方に多い、興奮脳で眠れないパターン。

寝る直前までネットで何か調べものをしたり、頭の中でも明日の段取りを考えたり、常に脳のCPUをフル回転で、ショート寸前。そのため脳も熱をもってしまい、興奮して眠れないし、白髪も増えてしまう。

こんな方には、まずは脳のクールダウンが必要です。夜の22時以降は実は、火の時間に入ってしまい、仕事も盛り上がってしまう時間、この時間はあえて外し、頭を使うことを避けましょう。また、日常から興奮をさらに強くする、辛味・酸味・塩味・お酒、お肉などの食事を避けることで、脳興奮を鎮めます。

クールダウンを中心にしたヨーガや瞑想で無になり、脳内リセットが必要です。

お勧めのハーブティはブラフミーハーブティで、脳リセットをし、脳機能も整えます

脳を鎮めることが、このタイプの安眠へ導く最短の方法です

■ふて寝による睡眠障害

・いわゆる無駄に寝すぎのタイプの方です。この症状は睡眠障害でも、睡眠過多につながる睡眠障害。放っておくとプチ鬱や糖尿などにつながってしまうので、起こさなければならない。

いやなことがあるとすぐに寝てしまう方は要注意。メンタルが停滞しやすく、アクションがとりにくくなり、毎日がルーティーンになってしまい、あまり社交性が失われていきます。

体のサインが、疲れていないのに過眠に向かってしまうことはあまりよい状況ではないので、このような方は、睡眠は6時間くらいにし、早朝5時くらいからは活動することがお勧めです。また、甘いものを食べると余計に悪化するので、おやつの食べ好きや、消化に重いもの(肉・揚げ物)なども注意。毎日、駅まで歩くなど、あえて活動的な習慣を手にいれることで、過眠の睡眠障害が手放せます。お勧めハーブティは体内とメンタルの毒素を出し、溜まりすぎを排出するモリンガハーブティがお勧めです

一般に睡眠障害といっても様々な原因と体質が合わさることにより、必要なソリューションが変わります。アーユルヴェーダでは、このように、体質や体調により、改善方法を変えていくことにより、自分にあった解決法が手に入れられます。

睡眠障害は、自分でどうにも行かなくなった場合は、「シロダーラ」という施術もとても有効です。正し専門的な知識をもつセラピストに体調別のシロダーラをうけてみることもお勧めです。

アーユルヴェーダビューティーカレッジ

学長 新倉亜希

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